【2025年版】Googleで予約は海外でも使える?対応国・使い方・導入方法まとめ

海外旅行中に現地のレストランやサロンを簡単に予約したい──そんなときに便利なのが「Googleで予約(Reserve with Google)」です。

検索やGoogleマップからそのまま予約できるこの機能は、日本だけでなくアメリカやシンガポールなど海外でも活用されています。本記事では、海外での「Googleで予約」の使い方や対応国、導入方法、注意点までをわかりやすく解説します。

目次

「Googleで予約」って何?海外でも使える基本機能を解説

「Googleで予約(Reserve with Google)」は、Google検索やGoogleマップを通じて、飲食店・美容室・アクティビティ施設などのサービスを直接予約できる機能です。従来のように予約サイトを経由する必要がなく、検索結果や店舗情報ページから数ステップで完結するのが特徴です。

主な利用チャネル

・Google検索「〇〇 レストラン」などで検索すると、店舗情報の中に予約ボタンが表示されることがあります。
・Googleマップ地図上の店舗を選ぶと、「空き状況を確認」「予約」などのボタンが表示される場合があります。
・Googleアシスタント音声操作でも「〇〇を予約して」といった指示で予約が可能です。

海外利用も可能なグローバル機能

「Googleで予約」は、日本国内だけでなく、米国やカナダ、イギリス、シンガポールなど多数の国で展開されています。特に海外旅行時に現地のレストランやサービスを予約する用途としても活用されており、多言語に対応している点も評価されています。

予約後の連携機能

予約内容は、GoogleカレンダーやGmailと自動連携されるため、スケジュール管理もスムーズ。予約の変更やキャンセルもGoogle経由で簡単に行える仕組みが整っています。

海外ではどこで使える?利用可能な国と予約サービス

現在「Googleで予約(Reserve with Google)」は、北米・欧州・アジア太平洋を中心に展開されています。北米ではアメリカやカナダ、欧州ではイギリスやドイツ、アジアでは日本やシンガポールなどが対応国として挙げられます。

利用可能な国の一例(2025年時点)

地域 主な対応国 特徴
北米 アメリカ、カナダ 飲食・美容など
幅広い業種で利用可能
欧州 イギリス、フランス、ドイツ、
イタリアなど
主要都市を中心に
対応が進む
アジア太平洋 日本、シンガポール、オーストラリア 日本を含む複数国で展開中

Googleの公式ヘルプには、Googleで予約に対応している国の発表はありませんが、Googleビジネスプロフィールの対応国は非常に多く、現在は245の国と地域(自治領や海外領土を含む)でサポートされています。
しかし、以下の国でのビジネスではビジネスプロフィールが利用できません。
・クリミア
・キューバ
・イラン
・北朝鮮
・スーダン
・シリア
また、中国でもビジネスプロフィールの利用ができないようです。
ビジネスプロフィールの利用ができる=Googleで予約が利用できる、というわけではありませんが、予約を受け付ける店舗はビジネスプロフィールの登録が必須となります。

※予約する顧客側は通常のGoogleアカウントのみで予約が可能です。
Googleビジネスプロフィールの対応国については、以下のGoogle公式ヘルプをご覧ください。

サポートされている国/地域 ―Google公式ヘルプ

飲食店向け:Googleで予約と連携しているサービス(日本ver.)

サービス名 予約手数料 月額費用 初期費用 特徴 / 強み
Rリザーブ 0円 4,980円
(キャンペーン中)
0円 導入しやすい定額制
業界最安値
シンプルで使いやすい
ebica 要問い合わせ
(利用するサービス
によって変動)
10,000円〜
(プランによって変動)
プランにより異なる
要問い合わせ
複数店舗の予約管理に強み
電話予約一元管理や
AI機能も搭載。
TORETA 要問い合わせ
(利用するサービス
によって変動)
記載なし
要問い合わせ
記載なし
要問い合わせ
配席・オプション機能が豊富
大手飲食チェーン導入実績あり。

サービスについて詳しく知りたい方はこちらでジャンプ

主な予約連携サービス(海外)

OpenTable:米国・カナダ・シンガポール等で多くのレストランと連携
MINDBODY:フィットネス・ウェルネス業界に強み
Treatwell:欧州で美容サロン中心に導入実績あり

これらのサービスと連携している事業者であれば、Google検索やマップを通じて現地でのオンライン予約が可能になります。旅行中にその場で空き状況を確認し、すぐに予約できる利便性から、観光客・出張者双方に広く利用されています。

海外からの予約にも対応!お店側のメリットとは

「Googleで予約」を導入することで、海外旅行者や外国人居住者からの予約を取りこぼさず、新たな集客チャネルを獲得できます。特にGoogleマップや検索を使って現地情報を調べるユーザーが多いため、検索から予約までをシームレスに完結できる点が大きな強みです。

集客機会の拡大

「Googleで予約」に対応すると、検索やマップからそのまま予約できるようになります。

旅行中や出張中のユーザーは“今すぐ予約”を求める傾向が強く、ワンタップ予約の導線が来店率アップにつながります。外国人観光客にも直感的で使いやすい仕組みです。

Googleビジネスプロフィールとの連携

店舗情報に「予約」ボタンが表示され、検索結果での見つかりやすさが向上します。

口コミや写真と並んで予約ボタンが表示されるため、信頼性が高まり、クリック率の上昇にもつながります。MEO(ローカルSEO)対策にも効果的です。

営業時間外でも予約受付が可能

24時間自動で予約を受け付けられるため、営業時間外の機会損失を防げます

時差のある海外ユーザーからの予約にも対応でき、スタッフの電話対応の負担も減ります。効率的に予約を取りこぼさない仕組みです。

キャンセルや空席管理の効率化

予約システムと連携すると、空席情報やキャンセル内容がリアルタイムで更新されます。ダブルブッキングを防ぎ、リマインド通知なども自動化できるため、業務負担を大幅に削減できます。

「Googleで予約」の導入には何が必要?費用や契約の注意点をチェック

「Googleで予約」を店舗で導入するには、Googleビジネスプロフィール(旧:Googleマイビジネス)への登録に加えて、Googleの認定パートナー予約システム(Rリザーブなど)との連携が必要です。ユーザーが予約できるボタンを表示するには、このパートナー経由で空き情報や予約受付をGoogleに提供する仕組みが前提となります。

導入の流れ(基本ステップ)

1.Googleビジネスプロフィールに登録・最適化
2.対応する予約システム事業者(例:Rリザーブ)と契約
3.予約システム側でGoogleとの連携設定を実施
4.Googleマップや検索結果に予約ボタンが表示される

導入時の注意点

・予約システムの選定が必須
Googleと直接連携できるのは一部の認定パートナーのみです。自社の業種・規模・多言語対応の有無などに合ったサービスを選びましょう。

・費用体系は事業者ごとに異なる
「Googleで予約」自体の利用料は無料ですが、予約システム側で月額料金や送客手数料が発生する場合があります。

・予約データの分析が制限される場合も
Google経由の予約は、経路やユーザー属性が詳細に取得できないこともあり、自社でのマーケティング分析には限界があります。

Googleの認定パートナーについて詳しく知りたい方は、以下の記事も併せてご覧ください!

Googleで予約と連携しているサービス紹介

「Googleで予約」に対応するには、連携可能な予約システムを利用する必要があります。ここでは、Googleと正式に連携している代表的な予約サービスを紹介します。各サービスの特徴を比較し、自店舗の業態や運営スタイルに合ったものを選びましょう。

R reserve(アールリザーブ)

Rリザーブは、Googleの「Reserve with Google(旧:Googleで予約)」と連携できる飲食店専用のネット予約システムです。
現在キャンペーン実施中なので月額4,980円・初期費用無料で導入でき、定額制で予約手数料も不要のため、コストを抑えて運用できます。
予約が入るとメール・アプリ・LINE転送など多彩な方法で通知され、予約の見逃しを防ぎます。
さらに予約台帳や顧客管理など日々の業務を支える機能を備え、店舗運営を効率化します。
専任スタッフによるサポート体制も整っており、初めての店舗でも安心して導入可能です。

ebica(エビカ)

ebicaは、Googleで予約と連携し、飲食店の予約管理を効率化するクラウド型のシステムです。
電話予約・ネット予約を一元管理できるため、予約の重複やダブルブッキングを防ぐことができます。
また、予約分析をしてくれるダッシュボード機能が搭載されており、店舗の稼働率を最大化するためのサポートも行われています。
特に、複数店舗を運営している飲食チェーンにとっては、効率的な予約管理が可能になります。

TORETA(トレタ)

TORETAが提供するトレタ予約台帳は、飲食店向けに特化した予約・顧客管理システムで、Googleで予約との連携が可能です。直感的な操作性とシンプルなデザインが特徴で、複数の予約サイトの情報を一元管理できます。
また、予約データをもとに顧客管理を行い、リピーターの獲得にも役立ちます。

予約リンクと何が違う?「Googleで予約」と他機能の比較

Googleビジネスプロフィールには、予約を受け付けるためのいくつかの方法があります。その中でも「Googleで予約」は、ユーザー体験と予約完了率の観点から、他の手段と明確な違いがあります。

主な予約機能の比較

項目 Googleで予約 通常の予約リンク(外部URL) メッセージ機能(SMS/チャット)
予約完了までの導線 Google上で完結 外部サイトに遷移 やり取りを通じて確定
表示場所 検索結果/マップ
から「予約」
店舗情報や
公式サイト内に設置
SNSやメッセージアプリ
など
ユーザー体験 日時選択・空き状況
が一目でわかる
日時・空き表示やコース選択を含め、
店舗ごとに自由な入力設計が可能
個別対応ができるが、
やり取りの負担がある
予約率への影響 高い
(即決型ユーザーに強い)
中程度
(予約に慣れている方には問題なし)
低〜中
(やり取りに時間がかかる)
運用負荷 低(自動同期) 中(コース内容など情報更新あり) 高(手動対応)

導入目的に応じた選び方

・集客を強化したい場合:ユーザーが検索中に即予約できる「Googleで予約」が最適。
・既存サイトの動線に合わせたい場合:外部予約リンクを活用。
・個別対応・相談が必要な業態:メッセージ機能を補完的に活用。

特に訪日外国人や海外ユーザーをターゲットとする場合、「画面遷移なしで予約が完了する」導線の短さが重要です。「Googleで予約」はその点で優れた導線設計となっており、離脱率を最小限に抑える効果が期待できます。

海外ユーザーを逃さない!多言語設定と地図表示のコツ

海外旅行者がGoogleマップや検索を使って現地の店舗を探す際、表示言語や情報のわかりやすさが来店・予約の可否を左右します。特に「Googleで予約」機能を活用するには、多言語対応とユーザー目線の表示設定が重要です。

多言語対応の基本設定

Googleビジネスプロフィールでは、店舗情報を複数の言語で登録することが可能です。対応しておくと、ユーザーが使用している言語に合わせて、自然に翻訳された情報が表示されます。

店舗名・説明文・サービス内容の翻訳を登録
・特に英語・中国語・韓国語など、訪日客が多い言語は優先対応
・メニューや料金表なども画像だけでなくテキスト化しておくと効果的

Googleマップを英語表示にする方法(ユーザー向け)

旅行者が現地でGoogleマップを使う際、端末やGoogleアカウントの言語設定によってマップ上の表記が変わります。

・スマートフォンの場合
:Googleマップアプリの言語設定で「English」に変更
・パソコンの場合:Googleアカウントの「データと言語」から変更可能

これにより、店舗名や住所表記、口コミも英語で表示されるようになり、外国人でも判断しやすくなります。

外国人ユーザーを意識した店舗情報の工夫

・電話番号は「+81」など国際表記にしておく
・写真や口コミで店舗の雰囲気を伝える(非言語要素が効果的)
・外国語で対応可能なスタッフがいる場合は明記

インバウンド需要を取り込むには、検索で見つけやすくし、言語の壁を減らす工夫が鍵です。ユーザーの視点で「不安を減らす」情報提供を意識すると、予約率も自然と向上します。

よくある質問(Googleで予約・海外対応編)

ここでは、Googleで予約についてや海外に関連するよくある質問に答えていきます。ぜひ参考にして見てください。

Q1:「Googleで予約」はどの国で使えますか?

現在、アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリア、シンガポール、日本などを含む多数の国で利用可能です。対応国は増加傾向にあり、予約サービスとの連携状況によって異なるため、最新情報は予約システムの提供会社やGoogle公式の情報を確認するのが確実です。

Q2:海外旅行中に現地レストランを予約できますか?

はい、可能です。Google検索やGoogleマップを使って現地の店舗を調べ、対応していればそのまま予約ボタンから手続きできます。言語や通貨、時間帯はユーザーの端末設定に基づいて自動調整されます。

Q3:「Googleで予約」を導入するにはどうすればいいですか?

まず、Googleビジネスプロフィールに登録した上で、Googleの予約パートナーとされている予約システム(例:Rリザーブなど)と契約・連携設定を行う必要があります。設定が完了すると、検索結果やマップ上に予約ボタンが表示されるようになります。

Q4:外国語対応は必須ですか?

必須ではありませんが、外国語(特に英語)への対応がないと、海外ユーザーにとって使いにくくなり、予約率が下がる可能性があります。店舗情報を多言語で登録することで、Googleが自動的にユーザーの言語に合わせて表示してくれるため、導入を強くおすすめします。

Q5:「Googleマップ」に表示されるまでどれくらいかかりますか?

Googleビジネスプロフィールや予約システムの設定が完了してから、数日~1週間程度で反映されるのが一般的です。ただし、Google側の審査状況や店舗情報の不備があると、表示までに時間がかかる場合があります。

まとめ

「Googleで予約」は、海外でも使える利便性の高い予約機能として、ユーザーと店舗双方に多くのメリットをもたらします。導入にはパートナーシステムとの連携が必要ですが、正しく設定すればインバウンド対応や予約率の向上に大きく貢献します。海外旅行者のニーズに応えるためにも、早めの導入と多言語対応の強化をおすすめします。

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