【Res Reserveの評判は？】導入メリット・デメリットと料金を徹底解説！

Res Reserve（レスリザーブ）は、一休.comが提供する飲食店向けの予約サービスです。

高級レストランを中心に利用されていますが口コミ自体はまだ多くないため、「どんなサービスなのか」「導入するとどう変わるのか」が気になる方も多いでしょう。

この記事では、Res Reserveの仕組みや特徴、利用店舗から見える評価の傾向をわかりやすく紹介します。

Res Reserveとは？

「Res Reserve（レスリザーブ）」とは、高級ホテルやレストランの予約サイトとして知られる「一休.comレストラン」が運営する、飲食店向け予約サービスです。

Res reserveは別名「RESZAIKO予約」と言います。株式会社一休が運営するレストラン予約管理システム「RESZAIKO」の一部です。
同シリーズには以下の3つの機能が含まれています。

・RESZAIKO予約（Res Reserve）：Web上からの予約受付と管理を行う仕組み

・RESZAIKO予約台帳：店舗の予約管理・空席在庫を可視化する台帳

・RESZAIKOサイトコントローラー：予約サイト（グルメサイト）の 在庫を一元管理可能なサービス。一休だけでなく、食べログやぐるなびにも対応

現在、Res reserveを利用している店舗は一休.comレストランを利用している店舗が多いです。
それは、一休.comレストランに掲載している店舗は無料で利用できる、という形態が理由に挙げられます。
Res reserve自体は高級店限定のサービスではなく、現在はカラオケなどカジュアルなお店でも利用されています。

Res Reserveの主な機能

Res Reserveの機能は、予約に特化しています。

・24時間オンライン予約受付
顧客は時間や場所を問わず、いつでも簡単に予約ができます。

・「Googleで予約」との連携
Googleから直接予約ができる「Googleで予約」と連携が可能です。

・自社HPでの予約リンクの挿入
お店のホームページにオンライン予約のリンクやボタンを設置できます。クリックするとRes reserveの予約ページにジャンプします。

Res Reserveの料金・プランについて

Res reserveの料金形態については「RESZAIKO」シリーズの料金に含まれます。
公式サイトには、以下の記載があります。

一休.comレストランに掲載している飲食店は、当面の間無料での利用ができるようですが、掲載していない店舗や新しく「RESZAIKO」シリーズを利用したい店舗は上記の料金が発生します。
またTableCheckとの連携を主に利用したい、という方は別途料金がかかるようですので注意が必要です。

Res Reserveと一休.com・R reserveとの違い

Res Reserveを理解する上で、多くの人が混同しやすいのが「一休.comレストラン」と「R reserve」です。これらは名称が似ていますが、それぞれ異なる役割と特徴を持っています。

Res Reserveと「一休.comレストラン」の関係

Res reserveは一休が運営する予約システムのため、一休.comレストランと似ている部分も多いサービスです。

具体的な違いは
・一休.comレストラン: 口コミ機能もある、総合グルメサイト

・Res Reserve（RESZAIKO予約）:在庫管理など、Web予約機能に特化したシステム

と差別化できるでしょう。

※現在Res reserve（RESZAIKO予約）は一休.comレストランを利用している店舗には付帯サービスとなっているようです。

Res Reserveと「R reserve（Rリザーブ）」の違い

次に、名称が非常によく似ている「R reserve（Rリザーブ）」との違いです。これら二つは、違うサービスですので注意が必要です。

Rリザーブとは、予約手数料なし・月額費用のみで「Googleで予約」と連携できる予約システムです。予約台帳機能もあるので、コストを抑えながら予約から管理まで可能です。
現在、初期費用無料・永年月額4,980円で利用できるキャンペーン実施中です。

Res reserveは、グルメサイトコントローラー機能・予約台帳機能のある「RESZAIKO」シリーズの一部です。それぞれのサービスについて別々での契約が可能かは不明ですが、グルメサイトを多く利用されている店舗などにはおすすめです。
一休.comレストランに掲載のない店舗は、初期費用・月額料金が発生します。

Res Reserveの評判と口コミ

現時点では、Res Reserveを利用している店舗の口コミはあまり多くありません。そのためここでは、公式情報や公開されている内容から分かる傾向をまとめて紹介します。

Res Reserveを運営している一休.comレストランは、審査制を採用しているため掲載店舗の質が高いことでも知られています。
現在一休.comレストランを利用している店舗が多く利用しているシステムになっているため、利用ユーザーもブランド志向の方が多く、客単価の高い予約につながりやすい傾向があると考えられます。
ただし、実際の数値データなどは公開されていないため、一般化できる情報はまだ少ないのが現状です。

また、キャンセル料のカード決済に対応している点も特徴のひとつです。店舗ごとに設定は異なりますが、こうした仕組みにより無断キャンセル（ノーショー）を防ぎやすい設計になっています。
一方で、料金体系など具体的なサービスの内容については要問い合わせとなっています。

RESZAIKOの公式ヘルプはこちら

Res Reserve導入のメリット

1. 信頼性が高い

Res Reserveは、株式会社一休が提供する「RESZAIKOシリーズ」の一部として運用されています。
一休.comレストランや提携サイトと連携して動作するため、一休ブランドの予約基盤として信頼性が高いのが最大の特徴です。

2. 複数チャネルの予約・在庫を一元管理できる

「RESZAIKOシリーズ」には「RESZAIKO予約台帳」や「RESZAIKOサイトコントローラー」が含まれており、店舗の空席情報をリアルタイムで更新できます。
一休.comレストラン経由の予約や、Res Reserve経由の直接予約、他グルメサイトなど複数チャネルの在庫を一括で管理できるため、ダブルブッキングの防止や業務効率化につながります。

3. クレジットカード事前登録によるキャンセル対策が可能

RESZAIKOシリーズの「キャンセルガード」機能を利用すれば、予約時にクレジットカード情報を事前登録することで、無断キャンセル（ノーショー）を予防できます。
これにより、店舗側の機会損失を防ぎつつ、利用者にも安心感を与えられます。

4. 予約手数料なし

公式サイトには、「RESZAIKO Web予約からのご送客手数料は無料で活用いただけます。」という記載があり、食べログやホットペッパーグルメなどのグルメサイトに多い予約手数料がかからないというメリットがあります。

Res Reserve導入のデメリット

1. 予約システムのみの利用ができるか不明

Res reserveは「RESZAIKO」シリーズの一部ですので、Res reserveのみでの導入ができない可能性があります。
グルメサイトコントローラーの機能を不要としている店舗には、却って不便となる可能性があります。
予約システムのみの利用を検討している方は、一度問い合わせを行うことをおすすめします。

2. 口コミ・レビュー機能は非対応

Res Reserve及び「RESZAIKO」シリーズは「予約受付・在庫管理」に特化した仕組みであり、口コミやレビュー投稿機能は備わっていません。
店舗評価やユーザーの声を掲載したい場合は、一休.comレストランや他のグルメサイトを併用する必要があります。

3. 高度な顧客管理機能は含まれていない

Res Reserve及び「RESZAIKO」シリーズは、予約・在庫管理システムとして設計されており、CRM（顧客分析・マーケティング）機能は含まれていません。
顧客情報の活用や再来店促進を重視する場合は、別途専用の顧客管理ツールと連携する必要があります。

主要な競合サービスとの比較

Res Reserveは予約システムですが、一休の運営であることも踏まえてグルメサイトとの比較、そしてその他予約システムとの比較に分けて紹介します。
それぞれの強みがありますので、求めるサービスに合わせて利用をご検討ください。

1. 集客型（グルメサイト系）

多くのユーザーを抱えるプラットフォームの集客力を活用し、新規顧客を獲得することに強みがあります。

2. 業務効率化型（予約システム・台帳系）

店舗の予約管理や顧客管理を効率化し、リピーターを育成することに強みがあります。

Res reserveの他におすすめしたいサービスの詳しい紹介は以下にありますので、併せてご覧ください。

おすすめ予約システム3選

ここでは先ほど紹介した業務効率型の予約システムについて詳しく紹介します。

R reserve（アールリザーブ）

Rリザーブは、Googleの「Reserve with Google（旧：Googleで予約）」と連携できる飲食店専用のネット予約システムです。
現在キャンペーン実施中なので月額4,980円・初期費用無料で導入でき、定額制で予約手数料も不要のため、コストを抑えて運用できます。
予約が入るとメール・アプリ・LINE転送など多彩な方法で通知され、予約の見逃しを防ぎます。
さらに予約台帳や顧客管理など日々の業務を支える機能を備え、店舗運営を効率化します。
専任スタッフによるサポート体制も整っており、初めての店舗でも安心して導入可能です。

TORETA（トレタ）

TORETAが提供するトレタ予約台帳は、飲食店向けに特化した予約・顧客管理システムで、Googleで予約との連携が可能です。直感的な操作性とシンプルなデザインが特徴で、複数の予約サイトの情報を一元管理できます。
また、予約データをもとに顧客管理を行い、リピーターの獲得にも役立ちます。

TableCheck（テーブルチェック）

TableCheckは、高級レストランやカフェをはじめ、幅広い飲食店向けに提供されている予約管理システムです。
Googleで予約と連携し、オンラインでの予約受付を簡単に行うことができます。
また、POSシステムとの連携や、多言語対応の予約フォームなど、インバウンド需要にも対応できる機能が充実しています。

Res Reserveに関するよくある質問（Q&A）

ここでは、Res Reserveの導入を検討されている飲食店様からよく寄せられる質問にお答えします。

Q1. Res Reserveの導入費用はいくらですか？

A1. 導入費用は、一休.comレストランに掲載があるか否かで変わります。
現在、一休.comレストランに掲載済みの店舗は当面の間無料で利用できますが、未掲載の店舗は初期費用55,000円、月額2,200円で利用が可能です。ただしTableCheckとの連携は別途月額22,000円がかかります。

Q2. どのくらいの予約が入りますか？

A2. 予約数は、お店の魅力や価格帯、提供するプランによって大きく変動します。

Res reserveの導入で予約が増加する、といった口コミは見つかりませんでした。導入効果については、直接RESZAIKOサポートへの問い合わせが必要です。

Q3. 小さなお店や個人経営の飲食店でも導入できますか？

A3. はい、可能です。

一休.comレストランと違い、Res reserveは審査の有無が公表されていません。現在は高級店に限らず、カラオケ店など幅広い店舗に対応しているようです。

Q4. 他のグルメサイトと併用しても大丈夫ですか？

A4. はい、併用は可能です。多くの飲食店は、食べログやぐるなびなどの集客型サービスと、トレタなどの予約管理システムを併用し、集客と業務効率化の両立を図っています。

Res reserveを含むRESZAIKOシリーズには、他グルメサイトからの予約も管理する機能がありますので、併用をしている店舗にもおすすめと言えます。

Q5. ノーショー（無断キャンセル）対策はできますか？

A5. Res reserveには、無断キャンセル対策である「キャンセルガード機能」があります。

キャンセルガード機能とは

と公式ヘルプに記載があります。

Q. Res Reserveの口コミや評判が見つからないのはなぜですか？

A6. 2025年10月時点では、Res Reserveの利用者による口コミやレビューはほとんど公開されていません。

これはRESZAIKOが導入事例を公開していないことが理由に挙げられます。
導入事例や実際の口コミが公表されていないため、検索しても見つからない状況になっています。

まとめ

Res Reserveは、株式会社一休が提供する予約管理システム「RESZAIKO」のWeb予約機能として運用されており、様々なチャネルからの予約を受け取れるサービスです。
在庫連携の正確さやキャンセルガード機能など、信頼性と運用安定性に優れています。

特に、一休.comレストランに掲載している店舗にとっては、
外部サービスを使わずに同一基盤で予約を管理・最適化できる点が大きなメリットです。

ただし一休.comレストランで未掲載の店舗では別途料金や導入費用がかかることに注意が必要です。また公表されている情報が少なく、口コミなどが足りていないことも留意しましょう。