レストランボードと食べログは連携できる?設定手順・できること・反映されない時の対処法

レストランボードでは、食べログをはじめ複数のグルメサイトから届く予約メールを自動で取り込み、一元管理できる「グルメサイトメール取り込み機能が利用できます。
本記事では、レストランボードと食べログの連携設定の手順や注意点、さらにぐるなびなどの多媒体との違いをわかりやすく解説します。

目次

レストランボードと食べログは連携できる?

レストランボードと食べログは連携できます。ただし、方式は予約通知メールの取り込みです。
食べログ側では、取り込み用メールアドレスの登録と認証が必要です。設定後は、正しく取り込めているかも確認しましょう。

食べログと連携できる範囲(メール取り込み機能)

レストランボードと食べログの連携は、「グルメサイトメール取り込み機能」 を使って行います。
食べログ経由で予約が入ると、その通知メールをレストランボードが読み取り、予約情報として登録する仕組みです。

取り込み可能な情報には以下のような内容が含まれます。
〇予約者の氏名・人数・日時
〇予約経路(食べログなど)
〇予約ステータス(仮予約/確定)

つまり、APIのようなリアルタイム連動ではなく、予約通知メールを自動解析して登録する方式です。
そのため、手動で転記する手間を減らしながら、複数サイトの予約をまとめて確認しやすくなります。

ホットペッパーグルメ連携との違い

レストランボードはホットペッパーグルメとの連携に最も最適化されており、在庫連携・自動反映・ステータス更新まで対応しています。
一方、食べログ連携はメールベースのため、以下のような違いがあります。

項目 ホットペッパーグルメ 食べログ
連携方法 API連携
(公式連携)
メール取り込み
予約反映の
タイミング
即時反映 メール受信後に反映
在庫・席数連動 あり なし
予約変更・
キャンセル反映
自動反映 メール取り込み
内容に依存

したがって、完全自動の在庫連携までは行えない点を理解して運用する必要があります。
ただし、設定を正しく行えば、食べログ経由の予約も自動でレストランボードに反映させることができ、実務上の手間は大きく削減できます。

先に知っておきたい注意点

食べログとの連携は設定自体は難しくありませんが、途中で見落としやすいポイントがあります。
最初に確認しておくと、設定後の取り込みトラブルを防ぎやすくなります。

特に注意したいのは次の3点です。
○ログ側で登録したメールアドレスの認証を完了する
○予約通知メールの送信先を正しく設定する
○設定後にテスト予約で取り込みを確認する

メールアドレスを登録しただけでは、予約通知が届かない場合があります。認証メールの確認まで完了しているかを必ず確認しましょう。
また、設定直後は正常に取り込めていても、通知条件によって一部の予約が反映されないことがあります。そのため、最初の数件は実際の反映状況を確認しておくと安心です。

レストランボードと食べログを連携させる方法

ここでは、実際にレストランボードと食べログを連携するための設定手順を詳しく解説します。

メール取り込み設定の手順

レストランボードと食べログを連携するには、グルメサイトメール取り込み機能を利用します。
設定は次の手順で行います。

1. レストランボード側でグルメサイトメール取り込みをオンにする

レストランボードの「グルメサイト連携」画面から、グルメサイトメール取り込みをオンにします。
注意事項を確認して同意し、「設定を開始する」を押すと、「グルメサイトメール取り込み」が利用中になります。続いて設定するグルメサイトとして食べログを選びます。

2. 食べログ側に取り込み専用メールアドレスを登録する

メール取り込み設定」画面で表示される取り込み専用メールアドレスをコピーし、食べログの管理画面に登録します。
このとき、取り込み専用メールアドレスは1件のみ登録する必要があります。複数登録すると正常に取り込めない場合があります。

3. 食べログ側でメールアドレスの認証を完了する

食べログでは、メールアドレスを追加しただけでは設定完了になりません。
認証用メールが送られるため、メール本文の認証用URLを開いて認証を完了します。認証が終わっていないメールアドレスは、予約通知を受信できません

4. 設定内容を確認し、「メール取り込み開始」を押す

認証まで終わったら、レストランボードの「設定の確認」画面でチェックボックスにチェックを入れ、「メール取り込み開始」を押します。設定後の状況は「グルメサイトメール取り込み」画面で確認できます。

連携時によくあるトラブルと対処法

連携設定を行っても、予約が反映されない・メールが取り込まれないといったトラブルが発生することがあります。ここでは、代表的な原因とその解決方法を紹介します。

予約がレストランボードに取り込まれない

予約が取り込まれないときは、まず設定ミスか認証漏れを疑うのが基本です。レストランボードに食べログの予約情報が反映されない場合、次のような原因が多く見られます。

主な原因 詳細 対処法
メール転送設定ミス 食べログ側でレストランボード
の取り込みアドレスが
誤っている/登録されていない
食べログオーナーページで
転送先アドレスを
再確認し、再設定する
HTMLメール形式 一部のメールがHTML形式で
送信されており、
本文解析ができない
食べログの予約通知メールを
「テキスト形式」で
受け取る設定に変更する
メールフィルタの影響 店舗のメールサーバーで
迷惑メール扱いになり、
レストランボード側が
受信できていない
「@tabelog.com」ドメインを
受信許可リストに追加
食べログの仕様変更 予約メールのフォーマット変更で、
レストランボードの解析対象外に
なっている
レストランボード公式FAQで
対応状況を確認する
FAQリンク

取り込み専用メールアドレスが正しく登録されているか確認する

食べログ側には、レストランボードで発行された取り込み専用メールアドレスを登録する必要があります。アドレスに誤りがあると、予約通知メールは取り込まれません。

確認ポイントは次のとおりです。
・コピーしたメールアドレスに打ち間違いがないか
・古いメールアドレスのまま残っていないか
・複数の取り込み専用メールアドレスを登録していないか

レストランボード公式では、複数の取り込み専用メールアドレスが登録されていると正常に取り込めない場合があると案内されています。

メールアドレス認証が完了しているか確認する

食べログでは、メールアドレスを追加しただけでは設定完了になりません。予約通知先として使うには、認証メールから本人確認を完了する必要があります。

確認したいポイントは次のとおりです。
・認証メールが届いているか
・認証URLを開いて確認を完了しているか
・認証待ちのまま止まっていないか

認証が終わっていないと、予約通知メールを受け取れない状態のままになることがあります。

取り込み対象となる予約メールの条件を確認する

レストランボードは、食べログから届く予約通知メールを取り込む仕組みです。そのため、そもそも予約通知メールが届いていなければ、レストランボードにも反映されません。

確認したいのは次の点です。
・予約通知メールの送信先が正しく設定されているか
・取り込み専用メールアドレスを予約通知用として使えているか
・通常のお知らせメール用アドレスと混同していないか

レストランボード公式では、取り込み専用メールアドレスは予約取り込み専用で、お知らせメールの受信先とは分けて考えるよう案内されています。変更やキャンセルの通知は、新規予約と表示や通知内容が異なることがあります。この部分は食べログ側の通知設定や実際の受信内容を見ながら確認した方が安全です。

設定確認・テスト送信で正常に取り込めるか確認する

設定が終わったら、登録して終わりにせず反映確認まで行うことが大切です。レストランボードには「グルメサイトメール取り込み」画面があり、設定状況を確認できます。

確認したいポイントは次のとおりです。
・食べログの設定が正しく保存されているか
・取り込み専用メールアドレスが表示されているか
・取り込み設定が有効な状態になっているか

可能であれば、最初の数件は実際の予約通知で反映状況を確認しましょう。公式でも、予約メールが届かない場合の確認手順が案内されています。

それでも解決しない場合の対処法

ここまで確認しても解決しない場合は、どこで止まっているかを整理してから問い合わせるのがおすすめです。
状態を切り分けておくと、原因を伝えやすくなります。

問い合わせ前に整理しておきたいのは次の内容です。
・取り込み専用メールアドレスの登録は完了しているか
・食べログ側の認証は完了しているか
・どの予約通知が反映されなかったか
・いつから取り込みできなくなったか

この情報をまとめておくと、レストランボードや食べログのサポートに相談するときもスムーズです。

トラブル時のサポート問い合わせ先

どうしても問題が解決しない場合は、以下の公式窓口に問い合わせましょう。

サポート内容 問い合わせ先
レストランボード側の不具合・設定相談 レストランボード サポートページ
食べログ側のメール送信・転送設定 食べログオーナーサポート
複数サイト連携(在庫・予約重複など) 各サイトコントローラー提供元(例:ebica、TableCheck)

問い合わせの際は、
・該当予約の日時・予約者名
・メール件名・転送先アドレス
・レストランボード取り込み履歴のスクリーンショット

を添付するとスムーズに対応してもらえます。

レストランボード×食べログ連携のメリット・デメリット

この連携には多くの利点がありますが、一方で制限や注意点も存在します。ここでは、メリットとデメリットを整理し、導入判断の参考にしましょう。

レストランボード×食べログ連携のメリット

レストランボードと食べログを連携すると、予約通知メールをレストランボードに取り込めるようになります。
その結果、予約確認の手間を減らしやすくなります。

食べログの予約情報をまとめて確認しやすい

レストランボードでは、食べログを含むグルメサイトの予約メールを取り込む設定ができます。
食べログから届いた予約通知をレストランボード側で確認しやすくなるため、予約管理をまとめたい店舗と相性が良いです。

手入力や転記の手間を減らしやすい

食べログの予約通知メールを取り込めるため、予約内容を毎回手作業で写す負担を減らしやすくなります。
特に、複数の予約経路を使っている店舗では、確認作業をまとめやすいのがメリットです。

設定状況や取り込み状況を確認しながら運用できる

レストランボードの「グルメサイトメール取り込み」画面では、取り込み専用メールアドレスや各グルメサイトの設定状況を確認できます。
さらに、最後にメールを取り込んだ日時も確認できるため、設定後の状況を見ながら運用しやすいです。

レストランボード×食べログ連携のデメリット

レストランボードと食べログの連携は便利ですが、すべてが自動で連動するわけではありません。導入前に、できないことや注意点も確認しておくことが大切です。

リアルタイムで空席在庫を連動できるわけではない

食べログ連携は、予約通知メールを取り込む方式です。
そのため、ホットペッパーグルメのように空席在庫がリアルタイムで自動同期される仕組みではありません

メール設定や認証が未完了だと取り込まれない

連携には、取り込み専用メールアドレスの登録だけでなく、食べログ側でのメールアドレス認証も必要です。
どこかで設定漏れがあると、予約通知メールが正しく取り込まれないことがあります。

変更・キャンセル時は受信状況の確認が必要になる

新規予約だけでなく、変更やキャンセルも通知メールベースで確認する形になります。
そのため、運用開始直後は実際にどの通知が届くかを見ながら確認した方が安心です。

レストランボード×食べログ連携が向いている店舗

レストランボードと食べログの連携は、すべての店舗に最適というわけではありません。ただ、予約管理のやり方によっては、導入メリットを感じやすい店舗があります。

食べログ経由の予約をレストランボードでまとめて確認したい店舗

食べログから入った予約を、普段使っているレストランボードでも確認したい店舗に向いています。確認画面が分かれていると、営業中に予約状況を追いにくくなることがあります。

食べログの予約通知をレストランボードに取り込めれば、予約確認の流れをまとめやすくなります。できるだけ確認先を増やしたくない店舗には使いやすい連携です。

予約内容の転記作業を減らしたい店舗

予約内容を毎回手作業で転記している店舗にも向いています。食べログの予約通知メールを取り込めるため、転記の手間を減らしやすくなります

特に、忙しい時間帯に予約確認を行うことが多い店舗では、細かな入力作業が負担になりやすいです。そうした店舗では、確認と登録の手間を少しでも減らせる点がメリットになります。

複数の予約経路を使っていて管理を整理したい店舗

食べログ以外にも複数の予約経路を使っている店舗にも向いています。予約の入り口が増えるほど、確認の流れがばらつきやすくなるためです。

食べログの予約情報もレストランボード側で確認しやすくしておくと、管理の流れを整理しやすくなります。予約経路が一つではない店舗ほど、導入メリットを感じやすいでしょう。

レストランボード×食べログ連携が向いていない店舗

レストランボードと食べログの連携は便利ですが、すべての店舗に最適とは限りません。
特に、自動化の範囲を重視する店舗や、運用の手間をできるだけ増やしたくない店舗では、合わない場合があります。

空席在庫まで自動で連動させたい店舗

食べログ連携は、予約通知メールを取り込む方式です。
そのため、ホットペッパーグルメのように空席在庫がリアルタイムで自動同期される仕組みではありません。

「予約情報を取り込むだけでなく、空席管理までまとめて自動化したい」と考えている店舗には、少し物足りなく感じる可能性があります。在庫連動まで重視する場合は、より自動化に強い仕組みの方が向いています。

設定確認や受信状況のチェックに手間をかけたくない店舗

この連携では、メールアドレスの登録や認証、取り込み状況の確認が必要です。
そのため、設定して終わりではなく、最初は正しく受信できているかを見ながら運用する前提になります。

できるだけ手間を増やさず、最初からシンプルに使いたい店舗にとっては、少し負担に感じることがあります。特に、管理画面の確認やメール設定に慣れていない場合は注意が必要です。

予約管理を完全に自動化したい店舗

「予約が入ったら、確認や調整をほとんどせずに運用したい」という店舗にも、あまり向いていません。
食べログ連携は便利ですが、変更やキャンセル時の通知内容まで含めて、すべてを完全自動で処理する仕組みではないためです。

そのため、運用開始後もしばらくは受信状況や反映状況を確認しながら使う必要があります。人の確認をできるだけ減らしたい店舗は、導入前にこの点を理解しておいた方がよいでしょう。

レストランボードと食べログの連携に関してよくある質問

連携設定を行う中で、よくある疑問やトラブルに関する質問が多く寄せられています。ここでは、代表的な質問に対して順に回答します。

Q1. レストランボードで他社グルメサイトとの連携もできますか?

はい。レストランボードは食べログ以外にも、ぐるなび・OZmall・Retty・一休・PayPayグルメなど、複数のグルメサイトと連携できます。
すべて「グルメサイトメール取り込み機能」を使った設定で、各サイトから届く予約メールを自動で読み取り、予約情報として登録します。ただし、ホットペッパーグルメのみAPI連携対応のため、在庫連動まで可能です。

Q2. 食べログの予約がレストランボードに取り込まれません。どうすればいいですか?

まず、食べログノート(オーナーページ)で設定した送信先メールアドレスが正しいかを確認しましょう。
レストランボードの「グルメサイトメール取り込み設定」画面で発行された専用アドレスを転送先として登録する必要があります
また、食べログの予約通知メールはテキスト形式に設定することが重要です。HTML形式のままだと、レストランボード側で内容を解析できず、取り込みに失敗することがあります。

Q3. Airレジとレストランボードの違いは何ですか?

Airレジとレストランボードは、どちらもリクルートが提供する店舗向けシステムですが、役割が異なります。
Airレジは会計・売上管理を行うPOSシステム、レストランボードは予約・顧客管理を行うシステムです。
レストランボードで受けた予約情報はAirレジと連携でき、来店時の会計データと紐づけて管理できます。そのため、レストランボードは「予約管理」、Airレジは「会計管理」を担うツールとして、併用することで店舗運営をより効率化できます。

Q4.「レストランボード グルメサイト連携」が表示されないのはなぜですか?

管理画面のバージョンや利用端末によって、「グルメサイトメール取り込み設定」が表示されない場合があります。その際は、レストランボードアプリを最新版にアップデートしてください。
特にAndroid端末の場合、Google Playから最新バージョンをダウンロードまたは更新することで解決するケースが多いです。

Q5. 食べログで予約キャンセルがあった場合、レストランボードに反映されますか?

食べログのキャンセル通知メールもレストランボードで取り込み可能ですが、通常の予約メールと異なるフォーマットのため、正確に反映されない場合があります
キャンセルが確認された際は、レストランボード上で該当予約を手動で削除またはステータス変更してください。キャンセル取り込みが不安定な場合は、週に一度「取り込み履歴」を確認しておくと安心です。

Q6. 食べログノートでホットペッパーグルメの連携はできますか?

いいえ。食べログノートは食べログ専用の管理ツールであり、ホットペッパーとの直接連携はできません。ホットペッパーグルメとの連携は、レストランボードを介して行うAPI連携が唯一の方法です。
この設定を行うことで、ホットペッパーの在庫・予約情報をリアルタイムでレストランボードに同期できます。

まとめ

レストランボードとグルメサイトを連携すれば、複数サイトからの予約情報を自動で取り込み、管理業務を大幅に効率化できます。
ただし、サイトごとにメール形式や設定方法が異なるため、初期設定と定期確認が重要です。
正しく運用すれば、予約ミスを防ぎながらスムーズな予約対応が実現できます。

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