【事例付き】ebica(エビカ)の評判・口コミは本当?料金・他社比較を徹底解説

飲食店の予約管理システムの中でも高い知名度を持つ「ebica(エビカ)」。
グルメサイト連携や多店舗管理に強みがあり、多くの飲食店で導入が進んでいます。

本記事では、ebica(エビカ)の評判を解説し、
特徴やメリット、注意点、向いている店舗のタイプまでわかりやすく紹介します。

ebicaを検討している方や、予約管理の見直しを考えている飲食店の方は是非ご覧ください。

目次

ebica(エビカ)とは?基本情報と特徴

ebicaの概要

ebica(エビカ)は、株式会社ebisol(エビソル)が提供する飲食店向けの予約・集客支援システムです。
クラウド型の予約台帳として、PCやiPad上で予約情報・顧客情報を一元管理できるのが特徴です。

  • Googleから予約できる「Googleで予約」
  • LINE・SNSとの連携
  • グルメサイトからのネット予約取込

など、飲食店の集客導線をまとめて管理できるサービスです。

どんな飲食店に利用されているのか

公式リリースや事例では、居酒屋チェーン・焼肉店・レストラン・ホテル内レストランなど、幅広い飲食店に導入されていることが明記されています。

傾向としては、

  • 予約件数が多い店舗
  • 複数のグルメサイトを併用している店舗
  • 複数店舗・チェーン展開している飲食企業

など、予約チャネルが多く、在庫管理や集客導線が複雑になりやすい飲食店での利用が多いと言えるでしょう。

ebicaの利用が向いている店舗の特徴はこちらで詳しく解説しています。

ebica(エビカ)の主な機能と特徴

ebicaは、飲食店の予約管理を中心に、業務効率化と売上アップをサポートする多彩な機能を備えています。特に以下の4つは、導入メリットを感じやすい代表的な機能です。

複数の予約を管理できる予約台帳

予約台帳機能があり、自社ホームページ、グルメサイト、電話予約など、バラバラに届く予約を1つの画面にまとめて管理できます。
予約が入った瞬間に自動で反映されるため、

  • 予約の入力漏れ
  • ダブルブッキング
  • 担当者ごとのバラつき

といったトラブルを防ぎ、誰が見てもわかる状態になります。

グルメサイトコントローラー

グルメサイトコントローラーとは、複数のグルメサイトを利用している場合でも予約の在庫管理を一括で行うことができるサービスです。
サイトコントローラーを使用すると、予約サイトAで予約が入った場合、他のサイトの空席状況に即反映されます。
手軽に空席在庫を管理・調節できるため、ダブルブッキングや空席在庫に関するトラブルの防止になります。

複数サイトを使った予約業務に困難を感じている企業は、サイトコントローラーの導入により大幅な改善を期待でき、ebicaはその機能が強みの一つとなっています。

顧客管理・分析機能

顧客の来店履歴や好み、アレルギー情報などを記録し、次回以降の接客や販促に活用可能。例えば、誕生日クーポンや常連顧客向けの特典配信など、個別対応が容易になります。

無断キャンセル防止対策

SMSやメールでのリマインド送信などにより、予約当日の無断キャンセル(No-show)を減らす仕組みを提供。キャンセル率の低下は、売上の安定化にもつながります。
これらの機能は、単体でも効果的ですが、組み合わせて活用することでより高い業務改善効果を発揮します。

ebica(エビカ)の料金プランとコスト感

ebicaの料金体系は、店舗規模や利用する機能によって異なります。公式サイトでは詳細な料金は非公開となっており、見積もり制が基本です。これは、導入店舗ごとの予約数や利用機能に合わせた柔軟なプラン設計を行うためです。

ebicaの一般的な費用構成

  • 初期費用:導入設定、システム構築、操作研修などにかかる費用
  • 月額費用:利用する機能や席数規模によって変動
  • オプション費用:事前決済機能や高度な分析ツールなどを追加する場合

費用感の目安

ebicaは詳しいプラン内容を公開していないものの、最低料金の目安は公開しています。

公式サイトの一例には、予約台帳のみとしての利用は10,000円~、グルメサイトコントローラーの利用は15,000円~と明示されています。初期費用は30,000円という情報も明示されていました。(2025年11月時点)

グルメサイトとの連携、AI電話予約、POS連携などを総合的に利用できる反面、機能によって値段が変わる可能性には注意が必要です。

導入時の注意点

  • 詳しい料金やプラン内容は公式サイトで公開されていないため、見積もりを依頼して確認する必要がある
  • 自店舗の規模や予約経路数に応じて、必要な機能と不要な機能を整理してから契約する
  • 契約条件やサポート体制(初期設定支援・研修など)の詳細は事前に確認する

料金面は単純な比較だけでなく、「どの機能を活用し、どれだけ業務効率化・売上アップにつながるか」を基準に判断すると失敗が少なくなります。

その他予約サービスの費用・比較についてはこちらへジャンプ

ebica(エビカ)の評判・口コミまとめ

ebicaに関する口コミは、あまり多くありません。

公式サイトに明記されている導入事例や、XなどのSNS、サービス内容のまとめサイトを参考に良い評判と悪い評判をまとめました。

口コミ・評判はあくまで一例や一意見ですので、詳しいサービスの内容は公式に問い合わせることをおすすめします。

良い評判

予約管理で業務効率に繋がる

  • 導入事例として、ある居酒屋チェーンでは「紙台帳からデジタル化したことで予約管理にかかる手間が大幅に削減」されたと報告されています。
  • また、別の事例では「グルメサイトからの予約・在庫管理を一元化し、ダブルブッキングなど機会損失が減った」という内容が紹介されています。

顧客・集客機能も便利

  • ebicaの「グルメサイト一元管理機能」「ネット予約/SNS予約対応」などが、集客幅拡大に繋がっているというレビューがあるようです。
  • 「多言語予約」「インバウンド対応」「Googleビジネスプロフィールからの予約受け付け」など、様々な機能が集客に繋がっています。

悪い評判

導入・習熟に時間や手間がかかる

  • 第三者レビューにて、ebicaは「設定が複雑で使いこなすまでに時間がかかる」という指摘が見つかりました。
  • SNSでは、エラーが発生したというポストが見受けられました。システムとしてのエラーが稀にあるようです。

コスト・料金に対する懸念

  • 機能量が多いためか、レビューでは「導入・運用コスト(初期・月額)が高額」という意見があります。
  • また、「機能に対してスタッフ教育や運用作業が増えるので、実質コストが割高になる」という声もあります。

ebica(エビカ)が向いている店舗・向いていない店舗

ebicaが向いている店舗

  • 予約数が多く、管理が煩雑になりやすい店舗
    例:人気店、週末の予約が集中する店舗など。
    予約チャネルが多いほど、ebicaの自動整理機能が効果を発揮します。
  • 複数店舗・チェーン展開している飲食企業
    本部で全店舗の予約状況を一元管理できるため、
    全体の運営効率を高めたい企業と相性が良いです。
  • グルメサイトを複数使っている店舗
    ぐるなび・食べログ・HOT PEPPERなど、複数サイトからの予約を
    まとめて管理する需要が高い店舗にはメリットが大きいです。
  • 顧客管理や分析を重視したい店舗
    来店頻度や属性データを活用して販促したい店舗に向いています。

ebicaが向いていない可能性がある店舗

  • 小規模店舗や1店舗のみの運営で、機能を使い切れないケース
    多機能なため、

    • 「もっとシンプルに使いたい」
    • 「最低限の予約台帳・予約機能だけでいい」
      という店舗では、オーバースペックになることがあります。
  • スタッフのITリテラシーが低く、運用を簡素化したい店舗
    初期設定や運用方法を理解するまで時間がかかる場合があるため、
    “現場に手間をかけずに使いたい” という店舗には不向きな場合があります。
  • 月額コストを抑えたい店舗
    高機能である分、費用感は高めになりやすいサービスです。
    低価格・シンプル重視の店舗にはミスマッチになることがあります。

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導入事例から見るebica(エビカ)の効果

以下は、公式サイトやプレスリリースで実際に紹介されている導入事例です。

株式会社ポジティブドリームパーソンズ 様

効果:月に約20件の予約数増加、一店舗あたり20万〜30万円の売上アップ
内容:全国でレストランやウェディング施設を展開する同社では、複数のグルメサイトや自社予約フォームを活用していましたが、予約管理が分散しており、転記作業やダブルブッキングのリスクが課題でした。
ebicaの「グルメサイトコントローラー」で各サイトの予約を一元管理し、AIレセプションで営業時間外や混雑時も自動対応する体制を構築。その結果、予約受付の機会損失が減少し、安定的に売上アップを実現しました。(参照:ebica: 月20件予約が増加し、一店舗あたり20万円〜30万円の売上アップにも成功した活用術を公開!

有限会社ハネヨシ 様(焼肉店)

効果:コスト削減、業務負荷軽減、予約取りこぼし防止の“三つの削減”を達成
内容:人気焼肉店を運営する同社では、電話対応のためにスタッフが接客を中断するケースが多く、人的コストやサービス品質低下が問題でした。
ebica導入後は、AIレセプションが電話を自動で受け付け、予約情報をシステムに即時反映。さらに顧客情報がデータベース化されたことで、常連客への個別対応が可能になり、サービスの質と効率が同時に向上しました。(参照:ebica: コスト、業務負荷、予約取りこぼし…地元で愛される人気焼肉店が「AIレセプション」導入で3つの “削減” を実現

ebica(エビカ)のメリット・デメリット

ebicaは、飲食店の予約・顧客管理を効率化できる多機能なシステムですが、導入には向き・不向きがあります。ここでは、実際の導入事例や口コミを踏まえて、メリットとデメリットを整理します。

メリット

  • 予約管理の一元化
    自社サイト、グルメサイト、電話予約など複数の予約チャネルを一つの画面で管理でき、転記作業やダブルブッキングを防止できます。
  • 無断キャンセルの抑制
    SMS・メールによるリマインド送信などにより、No-show(無断キャンセル)を減らし売上の安定化に寄与します。
  • 顧客データの蓄積と活用
    来店履歴や好みをもとに、常連客向けの特典や販促を実施可能で、リピーター獲得に効果的です。
  • 大規模運営にも対応
    複数店舗の予約・顧客データを本部で一元把握でき、人員配置や販促戦略の立案に活用できます。

デメリット

  • 料金が中〜高価格帯
    機能が充実している分、他の予約システムと比較すると料金は高めです。小規模店舗では費用対効果が合わない場合もあります。
  • 機能が多く習熟に時間がかかる
    初めて予約システムを導入する場合、全機能を使いこなすまでにスタッフ研修や慣れが必要になります。
  • 料金体系が非公開
    見積もりを取らないと正確なコストがわからず、比較検討に時間がかかることがあります。

ebica(エビカ)と他社予約管理サービスとの比較

飲食店向け予約管理システムの主要サービスを、機能・特長の観点から比較してご紹介します。

表は横にスクロールが可能です。

サービス名 対象店舗・規模 料金・コスト感 予約チャネル連携 特徴・強み
ebica 中規模〜大規模の飲食店
複数チャネルを扱う店舗向け
月額10,000円~
初期費用30,000円
オプションにより変動
グルメサイト/自社予約
電話/POS など多チャネル一元管理
グルメサイトコントローラー
AIレセプション・在庫管理など高機能
Rリザーブ 小〜中規模の飲食店
Google経由の予約を伸ばしたい店舗
月額4,980円
(キャンペーン中)
初期費用0円
Googleで予約
自社・SNS予約フォーム
手数料ゼロ。
コスト削減で費用対効果が高い
TORETA 幅広いジャンルの飲食店
予約管理を総合的に効率化したい店舗
月額+初期費用
オプションにより変動
グルメサイト・POS・
電話予約など幅広い連携
グルメサイトコントローラー
顧客管理・予約管理・等高機能
TableCheck レストラン・ホテルなど高単価店
インバウンド対応が必要な店舗
月額+初期費用
オプションにより変動
多言語対応・グローバル予約・
グルメサイト連携
グルメサイトコントローラー・多言語
キャンセルプロテクションなど高機能で自由度高め

他の飲食店向け予約管理システムについて詳しく知りたい方は以下の記事をチェックしてみてください。

用途別の最適な予約管理システム診断

「どの予約システムが自分の店に合っているのかわからない…」
そんな悩みに向けて、目的別に最適なサービスをまとめました。

コストを抑えたい場合

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月額固定で予約手数料もかからないため、ランニング費用を抑えたいお店に向いています。
最低限の予約管理・顧客管理・通知機能が揃っており、初めての導入にも使いやすい点が特長です。

Googleで予約を低コストで導入したい店舗にもおすすめです。

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予約管理を一括でしたい場合

「複数店舗をまとめて管理したい」「予約や在庫を把握したい」というニーズには ebica または TORETA が最も適しています。
多店舗運営向けの機能が充実しており、在庫管理・グルメサイト連携・顧客データの統合がスムーズです。

さらに、インバウンド対応や高機能な管理を求める場合は TableCheck も選択肢に入ります。

スタッフが使いやすいシンプルなUIを求める場合

「現場のスタッフが迷わず使えることを重視したい」店舗には Rリザーブ TORETA が相性の良いシステムです。

  • Rリザーブ:画面がシンプルで覚えやすく、日々の運用負担が軽い
  • TORETA:飲食店の動線に沿って設計されており、現場で扱いやすいと評判

「忙しい時間帯でもすぐ操作できる」ことを優先したい店舗向けです。

ebica(エビカ)導入前に確認すべきポイント

ebicaは多機能で飲食店の業務改善に効果的ですが、導入にあたっては事前に確認しておくべき点があります。以下のポイントを整理しておくことで、導入後のミスマッチを防ぎやすくなります。

契約条件

ebicaの詳細料金は公式サイト上で公開されておらず、基本的に見積もり制となっています。そのため、契約前には月額費用や初期費用の有無、契約期間や更新条件などを詳細に確認しておくことが大切です。

サポート体制

導入後に安心して運用するためには、どのようなサポートが受けられるかを把握しておく必要があります。初期設定やスタッフ研修の支援がどの程度あるのか、またトラブルが発生した際に電話・メール・チャットなどで迅速に対応してもらえるかを確認すると安心です。

自店舗に必要な機能の整理

ebicaにはAIレセプションや高度な分析機能など多彩な機能がありますが、それらすべてが自店舗にとって必須とは限りません。導入前に「必要な機能」と「利用しない機能」を明確にしておくことで、過剰投資を避け、効果的にシステムを活用できます。

データ移行と連携

すでに別の予約台帳や顧客データを運用している場合は、それらをebicaへスムーズに移行できるかを確認しておく必要があります。また、自社サイトやグルメサイトなど、どの予約チャネルと連携できるかも重要な検討材料です。

ebica(エビカ)に関してよくある質問

ebicaの導入を検討する飲食店からは、対応業態や導入期間、料金体系、データ移行などについて質問されることが多くあります。ここでは、検討段階で特に疑問が寄せられるポイントを整理し、回答をまとめました。

どんな飲食店に向いている?

ebicaは、予約の多い飲食店や複数のグルメサイトを利用している店舗に特に向いています。大規模チェーン店のように多店舗を一括で管理したい場合や、個人店でも予約対応の手間を減らしたい場合に効果を発揮します。

導入までの期間はどれくらい?

導入までの期間は、利用する機能や店舗の規模によって異なります。一般的には申し込み後にアカウント設定や初期設定、スタッフ向けの操作説明を経て運用が始まるため、数週間程度を目安と考えるとよいでしょう。

無料トライアルはある?

ebicaの公式サイトには無料トライアルについて明確な記載はありません。そのため、導入を検討する際は、デモ環境や資料提供が受けられるかどうかを直接問い合わせることが必要です。

他の予約システムからデータ移行は可能?

既存の予約台帳や顧客データを移行できるかどうかは、導入時に確認しておくべき重要なポイントです。公式情報として一律の可否は示されていないため、利用中のシステムやデータ形式を提示した上で相談するのが確実です。

まとめ

ebicaは、複数の予約チャネルを利用している店舗や、顧客データを販促に活かしたい店舗に適しています。
一方で、料金プランの分かりにくさや運用の慣れには注意が必要です。
自店の規模や課題に合うかどうかを判断し、最適なシステム選びに役立ててください。

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